ドル下落、ドル円一時108円割れ(1/10朝)

9日の海外市場でドルは主要通貨に対して下落、主要米株価指数が堅調に推移する中でドル円は一時108円を割り込み、東京時間7:00現在は108.10近辺で取引されています。

ドル下落、ドル円一時108円割れ(1/10朝)

ドル下落、ドル円一時108円割れ

9日の海外市場でドルは主要通貨に対して下落、主要米株価指数が堅調に推移する中でドル円は一時108円を割り込み、東京時間7:00現在は108.15近辺で取引されています。

昨日東京時間の終盤には108.90台の高値圏で109円を窺う動きを見せていたドル円ですが、NY勢参入後に、徐々にドル売りが優勢となりました。
昨晩はシカゴ、セントルイス、アトランタ等の連銀総裁が相次いで今後の利上げに慎重姿勢を示したことから、FOMC議事録公開前にドル売りが先行した形です。

注目されたFOMC議事要旨では、一部の参加者が利上げに反対した様子が明らかになったほか、今後の追加利上げに対しては多くの参加者が忍耐強くなれるとの見解を示したとの記述がありましたが、ほぼ想定内の内容で、ドル売りが先行した分発表後の為替市場の動きは限定的でした。

しかし、その後トランプ大統領が民主党のペロシ下院議長やシューマー上院院内総務との国境問題での会談で決裂、「完全な時間の無駄」などとツイートしたことでドルは一段安となり、ドル円は一時107.97の安値をつけています。
昨日トランプ大統領がホワイトハウスから行った国境の壁の必要性を国民に訴えるテレビ演説は不発に終わり、逆に多くの事実誤認が含まれていることがメディアに指摘されています。民主党は大統領の政府機関閉鎖継続について国民を人質にとり意図的に架空の「危機」を作り出していると大統領を強く非難しています。
尚、昨日楽観ムードで終了したと伝わる米中次官級通商協議でしたが、未だ声明文は発表されておらず、詳細は明らかになっていません。

昨晩の下落でドル円は109円台の重さを再度確認することとなりました。好悪材料が交錯する中で本日は方向感を探る動きとなりそうですが、109円台を攻め切れなかったことでどちらかといえばドルの下値リスクが強まっています。
現在107.68レベルにある一目均衡表の転換線が数少ないサポートですが、この水準を割り込むと、再び1月3日の安値104.87を意識する動きともなりかねず、注意が必要です。

本日この後10:30には中国の12月の消費者物価指数および生産者物価指数が公表される予定です。

ドル下落、ドル円一時108円割れ

ドル円5分足

ドル下落、ドル円一時108円割れ 2枚目の画像

ドル円日足

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