米11月雇用統計の数値予想(18/12/7)

発表予定は日本時間2018年12月7日22時30分

米11月雇用統計の数値予想(18/12/7)

米11月失業率関連指標(雇用統計)の予想

米11月失業率関連指標(雇用統計)の予想

本日、米失業率関連指標が発表されます。今回の予想値は上記となっています。
尚、今月の失業率は米国が標準時間に戻ったために22時30分に発表されます。

米11月失業率関連指標(雇用統計)の予想 2枚目の画像

失業率
失業率の予想は前月と変わらずの3.7%予想になっています。3.7%自体48年ぶりの数値ですので、ここからの改善率はあってもゆっくりとしたものになりそうです。
チャートは米(オレンジ)・欧(青)・日(灰)のリーマンショック前からの失業率推移です。各国で統計のサンプル数や失業率に定義の違いがありますので、同じ土俵での比較はできませんが、変化率は見ておく必要があります。その意味で2012年からの欧州の改善の度合いが大きく、最近はその改善度合いが横這い気味になっています。
(黒線の右側は今回の米国失業率予想を加味しています)

米11月失業率関連指標(雇用統計)の予想 3枚目の画像

非農業部門雇用者数(NFP)
NFPの予想は19.8万人となっています。前日までの予想は20.0万人でしたので、若干下方に修正予想されています。これは昨日発表のADP社民間雇用者数が予想19.5万人が結果17.9万人になったからと思われます。また予想レンジは16万人〜24万人です。
先月の25万人増はマーケットウォッチ紙によれば、夏のハリケーンの影響で住宅建て直し需要が多くなったためとコメントしています。

上のチャートはNFPとADPの比較をしたものですが、両指標の各月にはばらつきがありますので、当月から1年間を遡り(例:2018年11月は2017年12月〜2018年11月の集計)各月で1年集計したものです。
2018年11月数値は今回の予想値19.8万人を加味しています。
2017年初を境にADP>NFPになっていますが、年間の差異(オレンジから青の差額)が21万(月1.8万)〜53万人(月4.4万)となっており、ここ3ヶ月は22万人ですので、月平均1.9万人程度の差異に収まりそうです。このパターンですと予想されるレンジは17.9万人〜21.7万人程度となりそうです。
(黒い線より右側の青はNFPで今回の予想値を加味、オレンジのADPは実数)

米11月失業率関連指標(雇用統計)の予想 4枚目の画像

平均時給
11月の予想は+0.3%で、10月の+0.2%よりは伸びる予想になっています。
歴史的に賃金上昇はインフレ上昇に繋がっているとの指摘があり、マーケットウォッチ紙によれば、10月の年率ベース+3.1%は2009年央以来の伸びであったが、もし年率で4%方向への動きがでてくればFRBは一段の利上げを行う必要があるとコメントしています。
チャートは週当たり賃金の推移をグラフで示しています。米国では週単位での賃金決めも多くなっているので、この推移をチャートにしています。2014年初から2015年末までは伸びが大きくなっていましたが、最近の上昇角度が緩やかになっています。平均時給の伸びがまだ表れていない様です。

(12月7日13:45、1ドル=112円85銭)

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