ドル円 下落後米株価指数反発で半値戻し(12/7朝)

6日の海外市場でドル円は下落。

ドル円 下落後米株価指数反発で半値戻し(12/7朝)

ドル円 下落後米株価指数反発で半値戻し

6日の海外市場でドル円は下落。華為(ファーウェイ)の副会長逮捕の影響は海外市場でも尾を引き、欧米主要株価指数が続落、リスク回避の円買いが強まったこと、債券への資金逃避から米長期金利も低下したことで、ドル円は112.24まで一時値を下げました。発表されたADP雇用統計の数値がふるわなかったこともドル円でのドル売りに拍車をかけました。
ただ米株は終盤に戻し、ナスダック株価指数が上昇に転じるなどしたためドル円も反発し、東京時間7:00現在は112.65-70レベルでの取引です。

ドル円は昨晩の下落で一時日足の一目均衡表の雲を下に突き抜ける動きとなりました。終盤の戻しでアジア時間早朝は雲の上に戻した形ですが、根強い米景気先行き懸念から米経済指標も悪材料に反応しやすくなっていて、どちらかといえば円高にバイアスがかかった状況です。昨晩の下落で10月下旬の水準まで下値を広げた現況では今晩の米雇用統計が悪化したケースなど再び112円試しの展開も想定されます。

ドル円 下落後米株価指数反発で半値戻し

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