中間選挙明け円相場のポイント(11/8)

昨日の米国中間選挙結果は結局コンセンサス通りとなりましたが、開票直後のドル円は大荒れでした。

中間選挙明け円相場のポイント(11/8)

中間選挙明け円相場のポイント

昨日の米国中間選挙結果は結局コンセンサス通りとなりましたが、開票直後のドル円は大荒れでした。
以下のドル円5分足チャートをご覧ください。

中間選挙明け円相場のポイント

左端が東京午前7時、9時台に113円割れ、10時台には一転113円台後半へとその間わずか45分です。振れた最大の理由は米国長期金利が下げて上げたという動きとされていますが、下げたあたりから開票序盤に共和党が健闘とのヘッドラインもドル買いに作用していた様子です。

しかし、そうだとしてもここまで動くものかという感じでしたが、中間選挙とFOMCを前にして出していた注文をいったん引っ込めていたことや個人のFXが様子見となっていたことから流動性が低下し、インターバンクディーラーが焦ってカバーしたことが真相であると思います。こうしたイベントの時にはドル円でさえもここまで振れるわけですから、もっとマイナーな通貨ペアでは一層のリスク管理が求められることを示した値動きとなりました。

さて、コンセンサス通りの結果ということで今後の展開ですが、民主党もインフラ支出増大を公約に掲げていたこともあり、株価は大きく上昇しています。今夜のFOMCでは12月利上げの方向性がどの程度示されるか、それによって長期金利が上がるのかどうか、上がってもそれを嫌気して株価が下がるかどうか、このあたりが円相場を見極める短期的なポイントになってくるでしょう。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る