上値は追えない(2016年4月14日)

ドル売りの流れが

上値は追えない(2016年4月14日)

ドル円:4月14日のファンダメンタル分析

連日のリスクオンの展開から株高、円安の動きが続いています。日経平均株価はシカゴの先物で16700円台まで上昇し、ドル円も109.41レベルの高値を付けました。東京市場では原油高に加え、中国の経済指標が強かったことからリスクオンの動きが継続しましたが、欧州市場に入りユーロドルがこれまでのもみあいを下抜けたことでドル全面高の動きとなりました。NY後場に発表されたベージュブック(米国地区連銀経済報告)も、為替市場には直接的な影響は無かったものの堅調な米国経済を示す内容となっていて、NYダウも大幅高での引けとなっています。本日からのG20、週末の産油国会議と引き続きリスクオンを支えそうなイベントもあり、短期的には円安(ドル高)の動きを継続しやすい地合いとなっています。

ドル円:4月14日のテクニカル分析

ドル円は、週初の安値107.63から着実に上昇していて、短期的にはあっさりと下抜けした110円の大台を視野に入れる展開となってきました。長期トレンドに変化は無いものの、円高を見込んだ短期筋の買い戻しもじり高の展開を支えている様子です。しかし、このまま上がり続けるとも思えず、110円の大台前後が今回の調整の限界点となり、その後は(来週か)再び円高を目指す流れが再開するものと見ています。本日は、109.10レベルをサポートに、109.80レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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