ドル円:4月13日のファンダメンタル分析
ドル円は先週木曜と今週月曜に107円台半ばで2点の安値を付けたこと、また昨日は終日株価が堅調な動きとなったことも下支えとなり、108円台後半まで水準を切り上げた後にやや押しての引けとなりました。いっぽうユーロドルは、欧州市場序盤にストップオーダーと見られる買いから一時1.1465レベルまで上げたところから急反落、あいかわらずレンジを拡大するようなもちあいパターンとなっていて、どちらかに明確に抜けるまで方向感の無い流れが継続しそうです。原油は今週末に増産凍結協議が行われることもあって買いが強く、その流れから現状は資源国通貨に市場の目が向いている様子です。
ドル円:4月13日のテクニカル分析
ドル円は、ごく短期の動きとはいえ月曜安値(=年初来安値、107.63)で2番底を付けたような値動きとなっています。長期的には105円台を目指す流れではあるものの、110円の大台を素通りしたこともあって、108円台でいったん踊り場を形成する展開となってきた様子です。ただ、現状は原油高に加え、株高の動きもあってドル円はリスク回避の巻き返しとなっていますが、動きに勢いがあるとは思えず、上がったところではドル売りオーダーが控えているものと考えられます。本日は、109.00レベルをレジスタンスに、108.30レベルをサポートとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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