ドル円年初来高値更新 好調な米指標で(10/4朝)

3日の海外市場でドル円は上昇。

ドル円年初来高値更新 好調な米指標で(10/4朝)

ドル円年初来高値更新 好調な米指標で

3日の海外市場でドル円は上昇。昨晩発表されたISM非製造業指数は事前予想58.0を大きく上回る61.6と公式に統計が取り始められた2008年以降では最も高い水準となりました。これを受けてドル円は急伸、1日につけた高値114.06を抜けるとドル買いが加速しました。
さらに未明にパウエルFRB議長が講演で米景気に対する楽観的な見解を示したほか、FRBが中立金利水準を超えて金利を引き上げる可能性に言及したことでドルは一段高となり114.54の高値をつけた後、東京時間7:00現在も114.45-50レベルの高値圏での取引となっています。

好調な経済指標と金融当局の楽観的な景気見通しに昨晩は米長期金利も大幅に上昇、米10年物国債金利は3.18%台と2011年以来の高水準、米株も上昇しNYダウは年初来高値を更新しています。米経済はインフレ率の上昇が抑えられつつ失業率が低下していて、ちょっとしたユーフォリアを示現しつつあるように見えます。

114円を明確に上回ってきたことから、当面のドル円のターゲットは昨年11月高値の114.73、そして115円が視野に入ってきています。今週末の米雇用統計で「インフレ無き雇用増」が更に印象付けられる結果となった場合にはドル買いが加速する可能性もある一方で、イベント前にドル買いが進行したため、「セル・ザ・ファクト」となることも十分考えられ、今週末にかけドル円は俄かに波乱含みです。

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