ドル円112円に到達、リスク選好回復続く(9/14朝)

ドル円112円に到達、米中貿易摩擦緩和期待で(9/14朝)

ドル円112円に到達、リスク選好回復続く(9/14朝)

ドル円112円に到達、リスク選好回復続く

14日の海外市場でドル円は8/1以来となる112円をつけました。

昨晩、海外序盤に注目されたトルコ中銀の金融政策会合では、トルコ中銀が予想を大きく上回る6.25%の利上げを実施、直前まで利上げに反対したエルドアン大統領からの独立性を示したことから、トルコリラが反発しています。今後エルドアン大統領の報復等が懸念されるものの、一旦は危機的トルコ売りが回避されたことでリスク選好が強まり、ドル円を下支えしました。
その後発表された米CPIは昨日のPPIに続き予想を下回り、一時ドル売りが強まる局面もありましたが、ECB理事会、英中銀の政策決定会合が無難に終了したこと、米中貿易摩擦緩和期待から米株が幅広く上昇したことからドル円はすぐに持ち直し、未明に112.00の高値をつけた後、東京時間7:00現在も111.90近辺のドル高値圏での取引が続いています。

昨晩の上昇でドル円は日足の一目均衡表の雲を上抜け、約一ヵ月半に亘って続いた膠着相場を終了させる可能性が出てきました。
一方で、相次ぐインフレ指標の鈍化や、米中貿易についても昨晩もトランプ大統領が、「中国との貿易交渉にプレッシャーは無い。」「すみやかに多額の関税をかけるつもりだ。」などとツイートしていて一方的なドル買いともなりにくく、本日112円台に再び乗せることができるか、一目均衡表の雲の上限(111.53)を上回る水準で越週できるかが注目されます。

本日この後11:00に中国の8月小売売上高、鉱工業生産の発表が、13:00には本邦7月の鉱工業生産、設備稼働率の発表があります。

ドル円112円に到達、リスク選好回復続く

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