予想外の株価急落で相場の難易度深め(2016年1月5日)

119.00割れでは、

キーワード:

予想外の株価急落で相場の難易度深め(2016年1月5日)

ドル円:1月5日のファンダメンタル分析

日米金利差に相場が回帰と思っていたところの予想外の株価急落で 相場の難易度を深めていると見ます

年明け初日は中国株の急落と中東の緊張緩和の2つの材料が重なりリスクオフ相場となりました。朝方仲値頃には120円台半ばまでじり高の動きとなっていましたが、その後はドル円、クロス円は真っ逆さまという動きを見せ、ドル円は欧州市場序盤には118.71レベルまで水準を切り下げました。その後、118円台ではようやく買いも出てきて119円台前半へ戻してのNYクローズ。いっぽう、ユーロドルは、NY市場まではドル円同様にドル売り・ユーロ買いの動きとなっていましたが、弱い欧州の経済指標を背景に早くも追加緩和の思惑も出て一転反落。東京市場の安値を割り込み1.0782レベルの安値を付けた後に1.08台前半へ戻して引けました。結果、ユーロ円は128.69レベルの安値をNYの昼頃に付け、129円台前半へ戻してのクローズとなりました。

ドル円:1月5日のテクニカル分析

ポイント:下値に要警戒、それ以上に突込み売りに警戒

ドル円は、リスクオフの円買いの動きで大きく下げることとなりましたが、120円にあると言われていたドル買いオーダーも全く抵抗なく通り抜けたことから119円台は一貫してストップオーダーが水準を切り下げる展開。118円台は昨年8月安値を付けた後のもみあいの下限となっていたこともあり、いったんは跳ね返しましたが、引き続き中国株、中東情勢とも予断を許さない展開となっているため、上値は限定的になるものと考えられます。本日は、119.60レベルをレジスタンスに、119.00レベルをサポートとする流れを見ておきます。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る