ドル円動意無し、米欧首脳会談を警戒(7/25朝)

24日の海外市場でドル円は方向感無く推移。

ドル円動意無し、米欧首脳会談を警戒(7/25朝)

ドル円動意無し、米欧首脳会談を警戒

24日の海外市場でドル円は方向感無く推移。一時111円を割り込む場面もありましたが東京時間6:30現在は昨日の東京時間のレンジ内の111.20近辺で取引されています。
昨晩はグーグルの親会社アルファベットの等の好決算に米国株が上昇、NYダウは197ドル上げて25,241.94ドルで終了、ナスダック総合指数はザラバで最高値を更新しています。

ただドル円はそれに追随はせず小動きに終始。トランプ大統領が本日開催予定の米欧首脳会談を前に「関税最高!」などとツイートしたことがEUとの通商交渉の先行き不透明感を増大させドルの頭を抑えた形です。

ドル円は引き続き21日移動平均線に絡む動きとなっていますが、昨晩の同ラインの上昇で21日線を割り込む水準となっています。材料難でもあり明確なドル売りサインとも考えにくいものの、本日以降の位置関係には一応注意です。

尚、昨晩はトルコのエルドアン大統領が強化した大統領権限下で初めて中銀の金融政策会合が開催されましたが、市場の事前予想に反し利上げが実施されず、トルコリラは急落しました。トルコリラは2%以上下げて対ドルで4.94に接近、対円では一時22.50を割り込んで引き続き安値圏で推移しています。

ドル円動意無し、米欧首脳会談を警戒

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