ドル円反落 パウエル議長は米通商政策懸念(7/19朝)

18日の海外市場でドル円は112円台に反落。海外序盤はドル買いが先行し113.14の高値をつけましたが、ポジション調整と見られる売りに反落、

ドル円反落 パウエル議長は米通商政策懸念(7/19朝)

ドル円反落 パウエル議長は米通商政策懸念

18日の海外市場でドル円は112円台に反落。海外序盤はドル買いが先行し113.14の高値をつけましたが、ポジション調整と見られる売りに反落、112円台後半に値を戻し以後は横這い推移となりました。東京時間7:00現在は112.85近辺で取引されています。

パウエルFRB議長は一昨日の上院の議会証言に続き昨晩は下院金融委員会で証言し、低インフレの懸念は残るもののリスクはほぼ均衡しているとの見方を示す一方で、関税の経済への影響は表面化したばかりであると指摘しました。

また、未明に公表された米地区連銀経済報告でも景気の拡大が確認される一方で多くの地区で製造業者が関税への懸念と新しい貿易政策による価格の上昇と供給の混乱が報告される内容となっています。

ドル円反落 パウエル議長は米通商政策懸念

ドル円は引き続き底堅い動きを示していますが、終値ベースで113円台を維持できなかったことでやや上昇に翳りも見られることから、本日再び113円台を試せるか注目されます。

この後8:50からは本邦6月の貿易統計が、15:00には工作機械受注の発表があります。

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