政府の財政出動が焦点(2016年4月4日)

日銀は異次元緩和

政府の財政出動が焦点(2016年4月4日)

ドル円:4月4日のファンダメンタル分析

朝方発表された日銀短観は、直後の為替市場こそ影響は無かったものの、株式市場では悪材料とされ寄り付き直後から大幅安、ドル円は株式市場に追随して円買いの動きとなりました。欧州市場に入るとEU離脱懸念がくすぶるポンドが対ユーロで売り込まれ、結果としてユーロが対ドル、対円でも強含み、ドル軟調地合いのまま米国雇用統計待ちとなりました。雇用統計は注目されるNFP、賃金の伸びともに良い結果、一時的にドル買いの動きとなりましたが、あとが続かず。ドル円は引けにかけて再び売りが目立ち、111.59レベルの安値を付けて安値引け。ユーロ円でも円買いが強まり127.10レベルの安値引けとなりました。

ドル円:4月4日のテクニカル分析

ドル円は、新年度入り後いきなり大幅安となった株価に引っ張られる形で円高となり、3月22日以来の111円台半ばを示現、今回も上値が重たい114円前後の水準で押し戻される格好となりました。これまでは、111円前後の買いも強くレンジを2月中旬からレンジを形成していましたが、弱い株価と着実に水準を切り下げてきている原油価格を見ながら、リスクオフの円買いが継続しやすい地合いとなっています。今週は、どこかでレンジ下限を試しに行く流れとなりそうですが、まずは週明けの株式市場の動きを見てからでしょうか(シカゴGLOBEXの夜間取引では東証終値と同水準でNYを引けています)。本日は、引き続き上値の重たい展開を予想し、111.90レベルをレジスタンスに、111.30レベルをサポートとする流れを見ておきます。

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