米朝首脳会談中止でドル円一時109円割れ(5/25朝)

24日の海外市場でドル円は下落、一時108.96をつける局面もあり東京時間7:00現在は109.20近辺で取引されています。

米朝首脳会談中止でドル円一時109円割れ(5/25朝)

米朝首脳会談中止でドル円一時109円割れ

24日の海外市場でドル円は下落、一時108.96をつける局面もあり東京時間7:00現在は109.20近辺で取引されています。
トランプ大統領は24日付で北朝鮮の金正恩労働党委員長に書簡を送り、最近の北朝鮮の声明に示された「強い憤りとむき出しの敵視」により開催は適切でないと感じたとして、首脳会談が行われないことを通知しました。

日朝首脳会談については一時の高揚感が薄れ、最近は半島の非核化を求める米国とそれに反発する北朝鮮の姿勢から開催が危ぶまれていました。そのため中止決定に意外感は無いものの、タイミングに一定のサプライズはあったことからリスク回避の円買いとなりました。ただ、ここまでのドル円の下落で開催中止自体は概ね相場に織り込みつつあったことから値幅は限られた印象です。
米株も発表を受け下落NYダウは一時280ドル下落しましたが、終盤にかけては下げ幅を縮め終値は75ドル安の24,811.76ドルで終了しています。
尚、北朝鮮の朝鮮通信は先ほど7:30過ぎに会談の中止について意外感と遺憾の意を表明いつでも米国との会談の意思があると再考を求める外務次官のコメントを伝えています。

昨晩は米長期金利も下落し米国債10年物利回りは2.97%に低下、ドル円は上昇の勢いを削がれたかたちです。ただ、北朝鮮のコメントで北朝鮮が事態をさらに悪化させる懸念は一旦後退したことからドル円の下値も限られそうです。
本日この後8:30からは5月の東京都区部の消費者物価指数の発表が予定されており、前月並みの前年比+0.5%が予想されています。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る