ドル円一時109円台、米10年物金利3%のせ(4/25朝)

昨晩の海外市場で米長期金利が上昇。10年物米国債利回りは2014年1月以来となる3.0%乗せを示現しました。

ドル円一時109円台、米10年物金利3%のせ(4/25朝)

ドル円一時109円台、米10年物金利3%のせ

昨晩の海外市場で米長期金利が上昇。10年物米国債利回りは2014年1月以来となる3.0%乗せを示現しました。これを受けてドルは主要通貨に対し一時強含み、ドル円も一時109.20まで上昇しましたが、その後は反落、東京時間7:00現在は108.85レベルと昨日とほぼ同レベルでの取引となっています。
昨晩も米経済指標は良好なものが多く、消費者信頼感指数や新築住宅販売等が事前予想を上回りました。
一方で金利の上昇幅は限定的であったものの長期金利が3%に達したことで株式市場には心理的警戒感が広がりNYダウは終値で424ドル下げ24,024.13ドルで終了、下げ幅は一時600ドルを超えたことから、ドルの上値は限られたものとなりました。

米10年物国債利回りは現在も朝方も3.0%で推移しています。昨日からの上げ幅はわずかなものでしたが節目としてのインパクトは大きく、景気の過熱感とともにインフレへの警戒感が出て株式市場を直撃した形です。
金利は経済の体温であり、景気の先行き見通しが明るいゆえの金利上昇、株式市場もいずれは好調な企業業績を反映して緩やかな上昇に転じるものと思われますが、昨晩の株式市場の過剰な反応はやや気になるところで、為替市場も一旦は株価の動きを見守らざるを得ない状況です。

ドル円はここまで5営業日ほどほぼ一方向で上げてきて、やや買い疲れも出てきていますが、現状の水準を維持すれば、チャート上も明日かあさってには一目均衡表の雲の上に出ることもあり、底堅い動きが予想されます。本日は13:30に本邦全産業活動指数の発表があります。

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