焦点は米雇用統計(2016年3月24日)

焦点は来週末

焦点は米雇用統計(2016年3月24日)

ドル円:3月24日のファンダメンタル分析

東京市場はほとんど動意無しの展開を続けましたが、欧州市場に入ると再びドルが底堅い展開となりNY市場を迎えました。NY市場前場には連日続く地区連銀総裁のタカ派寄り発言同様、セントルイス連銀総裁が4月利上げの可能性とドットチャート(FF金利見通し)のガイダンス(ハト派寄り)に対する懸念を示したことで、ドル買いの動きとなりドル円は一時112.91レベル、ユーロドルも1.1116レベルのドル高値を付けました。しかし後場に入るとWTIの大幅安をきっかけに株安、ドル安へと波及し、引けにかけてはドル円は前日終値の水準に戻し、ユーロは対ドル、対円ともやや弱含みでのクローズとなりました。

ドル円:3月24日のテクニカル分析

ドル円は、113円近いところまで水準を上げたものの、NY後場に入り下げに転じたことで先週安値からの緩やかな上昇チャンネルを継続するチャートとなりました。引き続き長期的なドル安・円高トレンドの中で、短期的なドル高・円安トレンドを上下しながらも続けている流れですが、連日書いている通り「流れが転換しドル安方向へと切り返す可能性があり注意が必要な時間帯」にあることは変わりありません。明日はグッドフライデーで東京市場を除く主要市場が休場となるため今週は実質的に今日までのようなものです。参加者が減少する中での動きには注意が必要でしょう。112.65レベルをレジスタンスに、112.00レベルをサポートする流れを見ておきます。

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