調整主体の展開(2016年3月23日)

テクニカルの短期的な

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調整主体の展開(2016年3月23日)

ドル円:3月23日のファンダメンタル分析

連休明けの東京市場では、前日の流れを受けドル円は堅調な動き、株価も前日の海外先物市場で買われたこともあってクロス円でも円安地合いとなっていました。流れが一変したのは欧州市場序盤にブリュッセルの空港や地下鉄で爆発のヘッドラインが流れたところからで、ユーロ円を中心にリスクオフの円買いが強まり、被害拡大のニュースとともにユーロ円はこれまでのもみあいを下抜け一時124.68レベルの安値を付けました。ドル円も111.38レベルまで下値を広げましたが、NY市場では株価や原油価格が高値圏へと値を戻す動きとともに、ユーロ円は下げる前の水準へと戻し、ドル円は東京市場の高値を上抜けての引けとなりました。

ドル円:3月23日のテクニカル分析

ドル円は、先週木曜に付けた年初来安値以降、短期的な達成感と連日の米地区連銀総裁のタカ派寄りの発言に支えられ、112円台へと戻してきました。ブリュッセルの同時テロで111円台前半へと押しは入ったものの前日安値を下回らなかったことから再びドル買いが勢いづく流れへと転換し、先週の安値からの緩やかな上昇チャンネルを継続するチャートとなっています。ただ、欧州におけるテロの脅威は払しょくされたわけではなく、引き続き懸念が残っていること、また日柄的に本日から週末にかけて周辺市場(株式、商品)を中心に下げに転換しやすい時間帯に入ってきたことを考えると、112円台の後半を目途に方向転換するリスクは考えておくべきでしょう。本日は、112.00レベルをサポートに、112.70レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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