ドル下落、調整主体の動きの中で方向模索(2/23朝)

昨晩の海外市場でドルは緩やかに下落、ドル円は107円を割り込んで東京時間6:30現在は106.70近辺での取引です。

ドル下落、調整主体の動きの中で方向模索(2/23朝)

ドル下落、調整主体の動きの中で方向模索

昨晩の海外市場でドルは緩やかに下落、ドル円は107円を割り込んで東京時間6:30現在は106.70近辺での取引です。
昨晩は、材料自体はいろいろと出たもののいずれも相場の方向瀬を決定づけるには至らず、これまでの動きの調整の方向でドルは反落、株価は持ち直し、長期金利は上昇を止めています。

注目された1月のECB理事会議事録ではメンバーの多くが「必要ならば債券購入プログラムを延長・拡大する用意がある」との文言を削除してよいと考えたものの今回は先送りされたこと、一部のメンバーが低インフレ調整への自信を示すために資産購入プログラムへの緩和バイアスを声明からは削除することを望んだことが明らかになり、ユーロは1.23台前半に値を戻しました。

昨晩はまたFRB関係者の発言が相次いだ中、セントルイス連銀のプラード総裁の「目標値を何年間も下回っているインフレが急激に変化するとは想定しておらず、今年は金利をあまり急激に上昇させないよう注意する必要がある」と発言をしたことが注目を集めていました。この発言等を受けて米長期金利の上昇は一段落、10年物米国債利回りはやや下げて2.92%前後で取引されています。米株は反発、NYダウは終盤にかけ上げ幅を縮小したものの163ドル高の24.961.38ドルで終了しています。

昨晩は米金利の上昇が止まったこともあり、各市場はそれまでの動きを小緩みさせた印象です。ただ、相場の方向を反転させるまでには至っておらず、どちらかといえば、小休止、材料は多いものの相場の動きは散漫です。

本日この後8:30から1月の本邦消費者物価指数の発表がありますが、東京市場も引き続き方向感のでにくい展開が予想されます。

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