ドル円は戻り高値確認か(18/2/22)

2月15日のショートコメントでは目先の底が近いことを想定し週報ではもみあいを考えましたが、前者はよいとしても後者は思いのほか強い反発となりました。

ドル円は戻り高値確認か(18/2/22)

ドル円は戻り高値確認か

2月15日のドル円ショートコメント、今週初のドル円週報におけるテクニカルコメント、に続くドル円ショートコメントとなります。2月15日のショートコメントでは目先の底が近いことを想定し週報ではもみあいを考えましたが、前者はよいとしても後者は思いのほか強い反発となりました。

しかし長期的な円高トレンドに変化はありませんし、昨日の上げもテクニカルにはきれいな動きになっていますので、改めて現在のドル円の立ち位置を確認しておきましょう。まずは、拡大した日足チャートをご覧ください。

              ドル円日足

              ドル円日足

現状のドル円は1月高値113.39(=年初来高値)と2月高値110.48を結んだレジスタンスライン(紫)の下側での動きとなっていますが、ここまでの値幅観測的にも1月高値から1月安値108.28への下げ、その後の2月高値への戻しを各点とした逆N下降波動(大きなピンク)の100%フィボナッチ・エクスパンション105.37にほぼ一致する水準で反発を入れました。

その後の反発は2月高値と2月安値の半値戻し108.02(赤)に近いところまで戻しが入り、その後は売られる流れです。各点からテクニカルに計算されるきれいな水準と近いレートで天底をつけていますので、このまま下げるとするならば次は2月高値から2月安値までの下げ、その後の昨日の戻しを各点とした逆N下降波動(小さなピンク)を想定することとなります。

その場合、最初のターゲットは2月安値の105.37となりますが、計算から求められる水準として、61.8%エクスパンションの104.85が105円にも近いことから、105円を試しに行く流れが比較的早期にやってくる可能性があるという認識でいたほうが良さそうです。

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