ドル円反発、リスク回避の動き弱まる(5月19日早朝)

昨晩の海外市場では予想外に良好な経済指標にリスク回避の動きが後退、

ドル円反発、リスク回避の動き弱まる(5月19日早朝)

ドル円反発、リスク回避の動き弱まる

米指標改善にリスク回避の動き後退

昨晩の海外市場では予想外に良好な経済指標にリスク回避の動きが後退、ドル円、米株式が反発、ドル円は111円台半ばを回復、NYダウは3日ぶりに反発して56.09ドル高い20,663.02ドルで終了しています。
昨晩発表された、米国の新規失業保険申請数は2月下旬以来の水準に減少し、失業保険の継続受給者数は1973年以来の低水準となりました。また、フィラデルフィア連銀景況感指数は事前予想18.5に対し38.8と大幅に良化、このところ不冴えな経済指標が続いた米国ですがこの日は予想外の上ぶれサプライズに、一昨日から急速に進んだリスク回避の動きは弱まっています。

110円割れ一旦回避、雲再突入で方向感探り

トランプ政権の政治的先行き不透明感に変化はありませんが、テーマは一旦米景気の拡大と6月の利上げに戻る形となりました。テクニカル的にはドル円は日足の一目均衡表の雲の中。再びドル円が下落するリスクは否定できないものの、110円割れを回避したことで、次の方向感を探る動きとなりそうです。
昨晩は日経平均先物も安値から反発しており、米株の反発に本日の東京市場でも株価は下げ止まりが期待されます。

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