マクロン氏勝利でユーロ1.10突破、ドル円一時113円台
注目されたフランス大統領選は中道派マクロン氏が勝利宣言、極右国民戦線のルペン党首が敗北宣言をそれぞれ出して、事前予想通りの結果が確定しました。
この結果を受けて早朝のオセアニア市場でユーロは1.10を突破して上昇、1.1023まで上昇しそのまま高値圏での取引。ユーロ円は123.93の先週末終値から窓を開けて124.40付近で寄り付き、124.50
台での推移。ここまでの高値124.59は昨年4月29日以来約一年ぶりの水準。
ドル円もユーロ円につれ先週末終値112.71からギャップアップして112.99で寄り付き一旦113.13をつけたものの、その後は112.75まで下落、微妙に窓の埋まっていない状況で5時45分現在は112.95近辺での取引となっています。
為替市場ではマクロン氏勝利をほぼ織り込んでいたために、ユーロの上昇幅は限られましたが今のところ「Sell on the fact」とはなっておらず、ユーロの当面の懸念材料がクリアされたことによる中長期でのセンチメントの改善にやや買い優勢です。
ユーロドルは1.10の節目、最近のトレンドラインを突破し、昨年11月高値からの下落幅の76.4%戻し1.1074が次のターゲット。第一回の投票依頼何度も達しながらも先週後半になってようやくきれいに上抜けた61.8%1.0934がサポート。
ドル円は112.81の一目均衡表の雲の上限を上抜けましたが、上限を本日終値で維持できるかどうかが注目されます。
オーダー/ポジション状況
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