税制改革期待に米株、ドル円上昇(4月21日早朝)

昨晩の海外市場ではムニューシン米財務長官が税制改革に関して、「年内の成立を望む」、「思い切ったものになるだろう」などと発言したことが材料視され、

税制改革期待に米株、ドル円上昇(4月21日早朝)

税制改革期待に米株、ドル円上昇

昨晩の海外市場ではムニューシン米財務長官が税制改革に関して、「年内の成立を望む」、「思い切ったものになるだろう」などと発言したことが材料視され、後退していた税制改革期待がやや復活したことから米国株は上昇、NYダウは174.22ドル高の20,578.71で終了しました。
ドル円は109円台前半での取引、黒田日銀総裁はニューヨークでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、極めて緩和的な金融政策を継続することを再度強調、出口戦略を議論するのは時期尚早だと英語で述べたことが、新味はないものの円売りを誘いました。

一方、ユーロは対ドルで昨晩再度1.0778の抵抗線に迫りましたが届かずに反落、1.0718まで後退しています。今朝方パリのシャンゼリゼで警官が射殺される発砲事件が発生、ISが犯行声明を発しており、これが目前に迫った大統領選挙の投票での極右勢力への追い風となるとの見方も出ています。
また、本日からG20財務相中央銀行総裁会議が開幕、為替問題についての議論が注目されます。G20を前に麻生財務大臣とムニューシン財務長官が会談を持ちましたが内容の詳細は現在のところ伝わっていません。
金融市場では地政学リスク、仏大統領選と週末にかけても材料が多く、方向を見定めにくい状況です。本日の東京市場でも積極的な売買は行いにくいものと思われますが、どの材料も相場への影響が大きく、関連報道に神経質な展開となりそうです。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る