流れはドル安からドル高へ(2017年3月29日海外)

英国がEU離脱を通知し、これから離脱に向けての交渉が始まります。

流れはドル安からドル高へ(2017年3月29日海外)

流れはドル安からドル高へ

英国がEU離脱を通知し、これから離脱に向けての交渉が始まります。
2年後の2019年3月に正式にEUを離脱するということですが交渉が難航するとの見方が出ています。
移民などが英国からEU諸国へ移動し、英国は労働力不足になるだろうという指摘もあり、経済にとってEU離脱がプラスに働くのか不透明です。
ポンドは週明けから反落気味でしたが昨日は大きく下げました。
といってもレンジ内の動きにとどまっているので、ポンド/ドルはしばらく1.2100−1.2600程度のレンジを動く可能性があります。

ようやくドル安の流れがおさまり、ドル高の流れへと変化してきています。
昨日は、FRB関係者が米国の利上げについてあと2回が適切というような発言をしたこともドルに追い風になっているようです。
ドイツ銀行やコメルツ銀行などが格付け会社のS&Pに格上げされたというニュースもありましたが昨年騒がれたドイツ銀行に対する不安が少しおさまってくるでしょうか。
ユーロ/ドルは今年に入って、日足で見ても高値・安値切り上げの形にチャートが変化してきています。
週明けからは反落していますが1.0600あたりで下げ止まれば中期的にはユーロ/ドルは上昇していく可能性もありそうです。
ただし、直近の動きを見ると1.0730あたりを割り込むと1.0650あたりまで下げてきそうなので注意したいところです。

昨日は、ユーロ/円、ポンド/円、フラン/円など欧州系の通貨はクロス円でも安値更新しているので、底固めにもう少し時間がかかるかもしれません。
今は円高というより、ドル高の動きになってきているので、クロス円よりもドルとのペアの方が取引しやすいのではないでしょうか。

              ユーロドル日足

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