「スポ末」波乱なく日経平均は上昇を維持(3月29日)

ドル円のスポット決済応答日が年度末となった本日の東京市場ですが、

「スポ末」波乱なく日経平均は上昇を維持(3月29日)

「スポ末」波乱なく日経平均は上昇を維持

ドル円のスポット決済応答日が年度末となった本日の東京市場ですが、仲値に波乱らしい波乱もなく111円台前半での小動きとなりました。
日本株も期末配当権利落ちの売りを何とか跳ね返し、日経平均は小幅上昇して14円高の19,217円で終了。

ドル円は割れると思われていた110円を数度にわたり試して割り込まなかったことから、底硬さが意識されいったん下値トライは休止。とはいえ上値は一目均衡表の各線や移動平均線などが111.80から115円にかけて並んでいて簡単に抜ける状況ではなさそうです。
何よりも目先イベントらしいイベントがなく、やはり昨晩の消費者信頼感指数のような米経済のファンダメンタルズ確認材料に目が行きやすい状況です。

今晩は英国のメイ首相がEUの離脱手続き開始を通告する予定ですがそれ自体は象徴的な意味があるに過ぎず相場への影響は限定的と思われます。
本日米国では22:20 シカゴ連銀総裁講演、23:00 米国2月中古住宅販売、23:30 米国週間原油在庫、24:30 ボストン連銀総裁講演、26:15サンフランシスコ連銀総裁講演等が注目されます。序盤の欧州株価指数先物はおおむね堅調に推移しています。

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