ピークはつけたのか(2017年3月13日)

先週は水曜に発表された米国のADP全国雇用者数の結果がかなり強かったことで、一気にドル/円、クロス円は上値を伸ばし、

ピークはつけたのか(2017年3月13日)

ピークはつけたのか

先週は水曜に発表された米国のADP全国雇用者数の結果がかなり強かったことで、一気にドル/円、クロス円は上値を伸ばし、週末の雇用統計でドル/円は115円半ばをつけてしまいました。
115.60円を超えると116円が視野に入ってきますが115円台後半にはかなり売り注文も控えており、上値は重くなってきています。
今週の注目イベントとしては、米国のFOMC、日銀金融政策決定会合、オランダ総選挙などがあります。
米国の利上げについては、かなり織り込み済みという話もあるため実際に利上げとなった場合もどこまで値が伸びるのかはやや疑問です。
もしかしたら先週高値付近がピークとなる可能性もありそうです。

先週末の終値は114円台後半まで下げていることから利上げ発表の前の水準がどのあたりになるかも重要です。
週明けから下げてきた場合は、利上げとなっても115円台半ばを超えることができずに材料出尽くしから反落してくる可能性もありそうです。
また、オランダ総選挙の結果でユーロがどう動くかも重要です。
フランスの国民戦線のル・ペン氏の勢いが世論調査で弱まっているという報道でユーロが上昇する場面が先週はありましたがオランダ総選挙の結果次第ではユーロに大きな動きが出るかもしれません。
とりあえずドル/円は、114.50円あたりのサポートを維持できるかに注目したいです。
ここを割り込むとチャートの形が悪くなり、115円台半ばでピークアウトの可能性が高まりそうです。

              ドル円8時間足

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