不安定な相場が継続(2016年2月3日)

日銀のマイナス金利

 不安定な相場が継続(2016年2月3日)

ドル円:2月3日のファンダメンタル分析

月曜に続いてユーロドル、ドル円ともにドルの上値が重たいスタートを切りましたが、東京市場ではまだもみあいと言える値動きを続けました。海外市場に移ると原油が下落、欧州株売りとリスクオフの展開となり、夜間取引のダウ先物で既に下げていたNYダウは300ドル近い大幅安、NY原油も減産協調の思惑が後退し30ドルを割れと、全般にリスクオフが強まった一日です。ドル円もこうした動きを受け海外市場ではじり安の動きを続け、120円の大台を割り込んでのクローズとなりました。

ドル円:2月3日のテクニカル分析

ドル円は、先週金曜の高値以降は上値の重たい動きを続けていましたが、他市場の影響を受け119円台後半へと水準を切り下げる展開です。昨日は豪中銀の声明にも金融市場の混乱を懸念する文言が含まれているなど、世界全体の動きの中で日銀のマイナス金利導入による株高、円安が早くも揺さぶられる状態となっています。今週末は米国雇用統計もありますが、動きによっては日銀会合前の水準に押すような動きとなってもおかしくはないでしょう。ただ、長期的には株高、円安に作用することとなりますので、まさに金融市場の混乱が落ち着くかどうか次第ということとなります。本日は、金曜高値圏から2円ほど下げてきていることもありますので、119.60レベルをサポートに、120.30レベルをレジスタンスとやや買い戻しが出やすい流れを見ておきます。

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