ドル円:2月22日のファンダメンタル分析
テーマ: トランプ大統領の税制改革待ち。
トランプ大統領の言う「驚くべき税制改革案」が今週にも発表されると予想されていて、
市場はその発表を待つ様子見の横ばい推移です。
次の動きはその内容次第と想定します。
ポイントは、税制そのものに加え、その財源確保についての説明にも注目が集まっています。
もちろん、米国投資法の扱いにも要注意です。
その内容、影響度合いによっては、先週のイエレン議長の議会証言によれば、3月のFOMCでの利上げがありで
足元はドル買いが優先されています。
と言うものの、昨日のCMEのFedウオッチでは、3月の米利上げ確率は22.1%と、市場の織り込みは低いままです。
依然、6月での米利上げが市場の織り込みです。
ドル円:2月22日のテクニカル分析
ポイント:113台を回復するも、横ばい推移。
転換線113.30を回復するも、基準線113.61を割り込んだまま、両線に挟まれて横ばい推移。
昨年12月15日の高値118.67と、1月3日年初来高値の118.61とをダブルトップとした下げの流れを、1月23日に日足の一目均衡表の先行スパン1を下へ割り込んで以降、はっきりとした方向性を示していません。
先行スパン1と2に挟まれた厚いエリアの中央付近で、かつ基準線と転換線は水平になっていて、その意味でも方向性の示唆は見極められません。
注目点は、今週末にでも先行スパン2が今の109.93から急上昇してきて、緩やかに下降中の先行スパン1と来週末にでも115.00水準で交差すると見られることです。
今は113.00を回復するも、基準線を上抜けできていない内は、下値模索の可能性ありと想定します。
テクニカルには、引き続き高値圏で難しい局面が継続です。
15日の長い上ヒゲから、日足の一目均衡表の基準線113.61に上値を抑え込まれた格好です。
基準線を上抜けて来ればその上値、115台前半へ明日にでも下がってくる予定の先行スパン1の上抜けも視野に入り、そこまで上昇すれば新しい上昇トレンドに入るとの想定に変わりありません。
逆に下値の転換線113.30を下抜けの場合は、再度の111.50水準を試す展開を想定します。
上値方向を目指すには
1. 先ずは基準線の回復が必要です。
2. この基準線を超えてくれば、高値更新の可能性が見えてきます。
オーダー/ポジション状況
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