NYダウ五連騰ドル円は反落(2017年2月16日早朝)

昨晩の海外市場では小売売上高、消費者物価指数等の経済指標が事前予想を上回るなど、

NYダウ五連騰ドル円は反落(2017年2月16日早朝)

NYダウ五連騰ドル円は反落

昨晩の海外市場では小売売上高、消費者物価指数等の経済指標が事前予想を上回るなど、引き続き米経済の先行きに楽観的な見通しが広がったことや、トランプ大統領が税制改革に対し改めて意欲を示したことなどから、NYダウの終値は107.45ドル高の20,611.86ドルと5日連続で終値ベースでの史上最高値を更新しています。

一方ドル円は経済指標発表直後に114.96と一時115円に迫る勢いを見せましたが、その後はポジション調整も入って114円を割り込むなど予想外に乱高下し、アジア時間は114円台前半での取引となっています。

昨晩もイエレンFRB議長の下院金融委員会での議会証言が行われ、議長は米経済について、「金融当局が掲げる目標に非常に近い」としつつもそのスピードについては「期待をかなり下回っている」とも述べています。
昨晩他にもFRB関係者の発言が続き、
今年3回の利上げが適切、2017年にGDPは2%やや上回る成長に達する(フィラデルフィア連銀総裁)
今年の経済成長は利上げ加速を必要とする可能性もある(ボストン連銀総裁)
経済指標を考えると年内に利上げが可能(セントルイス連銀総裁)
と基本的には米経済に対して前向きな発言が相次いでいます。

欧米の株価が概ね高値で終了していることから本日の東京市場でも株価の上昇が期待できそうです。一方昨晩のドル円の動きはやや不安定でしたが、ポジション調整をこなし再び115円をうかがうことができるか否かが注目されます。

本日は朝9:30より豪州の1月の失業率が発表されます。

オーダー/ポジション状況

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