ドル円112円台後半、日経平均予想外の下落(2月2日)

早朝のFOMCを無難に乗り越えての本日の東京市場でしたが、

ドル円112円台後半、日経平均予想外の下落(2月2日)

ドル円112円台後半、日経平均予想以上の下落

早朝のFOMCを無難に乗り越えての本日の東京市場でしたが、予想以上に株式市場が軟調、日経平均は233円安い18,914円で終了しました。株式の下落にあわせドル円も113円を割り込み日中は112円台後半を中心とした取引となりました。
FOMC声明文が予想よりやや弱めだと捉えた向きもあったようですが、何よりもトランプ大統領の政策先行き不透明感が強く、積極的にリスクをとりに行く地合で無くなっていることの影響が大きそうです。
昨晩はトランプ大統領の難民、移民受け入れ制限に対し英国のメイ首相、国連事務総長などが相次いで反対の姿勢を明確にしており、最強国の「乱心」に各国が手を焼く構図が不安感をあおっています。

チャート的にはドル円は現在116.12近辺の上限と109.93の下限の一目均衡表の雲の中にすっぽり入った形ですが、下限までの間にはサポートらしいサポートは112.40の75日移動平均線、12/15日の高値118.66から、米大統領選当日の安値101.20の38.2%が111.99、その下は50%が雲の下限と一致しての109.93となります。レジスタンスが雲の上限までに移動平均、転換線、基準線と混み合っているのに比べるといかにも下がさびしい感じです。
海外時間に入りドル円は112.42まで安値をつけていますので、ここと、112円丁度を維持できるかが当面の焦点でしょうか。

雇用統計を明日に控えた今晩の米指標は22:30の週間新規失業保険申請数ぐらいで軽めですが、先ほどから28日の豪首相との電話会談で、トランプ大統領が難民受け入れ合意の確認に対し暴言を吐いた挙句電話を一方的に切ったなどの報道が流れており、トランプ大統領が大統領でいるうちは片時も油断できない雰囲気です。

今晩ほかには英国中銀の政策金利の発表が21:00にカーニー総裁の記者会見が21:30から予定されていますが、政策金利の変更等は予想されていません。

序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移です。

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