ドル円ダウ上昇、様子見続く(2017年1月25日早朝)

24日の海外市場では新政権の政策への不透明感が継続、

ドル円ダウ上昇、様子見続く(2017年1月25日早朝)

ドル円ダウ上昇、様子見続く

24日の海外市場では新政権の政策への不透明感が継続、引き続き方向感を探る展開となりました。
ドル円は米中古住宅販売の数字が振るわなかったことから一時再び113円割れを示現しましたが、その後は買い戻しも入り113円台後半でアジア時間に戻ってきています。
NYダウは112.86ドル高い19,912.71ドルで終了S&P500とナスダック総合指数は過去最高値を記録しています。トランプ大統領はオバマ政権で却下されたパイプラインプロジェクトを推進する大統領に署名すると伝えられ、インフラ整備推進の具体例ととらえられたことも好感された模様です。

また、トランプ大統領は米自動車大手三社の首脳と会談、自動車工場の国内建設を強く後押しする姿勢を示し国内雇用の創出に協力するよう要請しました。これに対しフォードCEOは「貿易障壁の根源は為替操作だと繰り返し主張した」と述べ、ドル高是正をトランプ大統領に求めたことを明らかにしたと報道されています。
トランプ大統領は日本の自動車貿易を「不公平」と前日に発言しており、今後ドル円の水準に何らかのバイアスをかけてくる可能性もあり注目されます。

昨晩は英国最高裁が、EU離脱には議会の承認が必要との判断を下し、離脱の方針は揺るがない見込みながら、単一市場離脱等は再度議論となる可能性が出てきたことから英国株は乱高下、FTSE100指数はやや下げて終了しています。

また、昨晩トルコ中銀は貸出金利を引き上げる政策変更を行いましたが、最も重要な政策金利であるレポ金利は予想に反して据置を決めています。発表直後トルコリラは急落したもののその後はやや戻しています。

本日8:50には本邦12月の貿易収支の発表が予定されています。
ドル円は現在チャート上でも一目均衡表の雲の中に入っており115円近辺と110円近辺の雲の上下に挟まれてこちらも方向感の見えにくい状況です。

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