波乱含みの展開(2016年11月7日)

週明けニュースで、

波乱含みの展開(2016年11月7日)

ドル円:11月7 日のファンダメンタル分析

金曜の為替市場は米国雇用統計を前に103円を挟んで動意の無い展開が続きました。しかし、雇用統計も予想の範囲内だったことからその後も同じような水準での取引を続け、8日の大統領選へと視点が移ってのクローズとなりました。

しかし、週明け早朝に、FBIがクリントン候補にメール問題での訴追を求めないと発表したことからドルが上昇、特にドル円、クロス円はリスクオフの巻き返しから大幅に上昇し、ドル円は場外乱闘(朝7時前の取引)では104円台半ばまでドルが買われる動きとなっています。

ドル円:11月7 日のテクニカル分析

ドル円は、早朝のニュース速報によって先週3日の102円台半ばが安値となった感はありますが、新たなメール問題が選挙前に解決したものの戻りは弱く、先々週の105円台はまだまだ遠いという印象です。可能性はまた低くなったもののトランプリスクがゼロではないことに加え、連邦議会では上院は民主党が過半数を取る勢いがあるものの、下院は共和党が過半数を占める状況に変化は無く、これまで同様民主党にとっての議会運営は困難を伴います。仮にクリントン候補が勝利しても素直にドル高とはならない大きな理由のひとつです。クリントン候補が勝利した場合には、本来のファンダメンタルな部分に目が向かいやすくなるという基本的なことは忘れずにいたいものです。本日のところは、ニュース直後の動きから下値は限定的で、103.80レベルをサポートに、104.50レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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