日銀は財政効果を待つ作戦か(2016年11月1日)

来週に米大統領選挙が控える

日銀は財政効果を待つ作戦か(2016年11月1日)

ドル円:11月1 日のファンダメンタル分析

週明け早朝市場では、金曜NYに飛び出たクリントン氏の新たなメール問題を嫌気したドル売りが先行、ドル円は場外乱闘気味に104円台前半も付けた模様ですが、その後は本日からの日米金融政策イベントを前に買い戻しが入り、NY市場の昼前には105.23レベルまでドル買いが進みました。NY後場にはNYダウがじり安となったことや、新たなメール問題に対応してクリントン氏のリードが急速に縮まっているとの世論調査も重なり、東京前場水準へ戻しての引けとなりました。

ドル円:11月1 日のテクニカル分析

ドル円は、クリントン氏の新たなメール問題が影を落とし、ドル売りの動きに加えリスクオフの円買いにも反応したことで、早朝には思った以上の円買いの動きとなりましたが、これにはハッカー集団のアノニマスがクリントン氏が逮捕されるといったコメントを流したことも影響した様子です。金曜の段階では新たなメール問題が大統領選の結果にまで影響は及ぼさないとの見方が大勢だったのですが、週明け以降ひょっとしたらのトランプリスクが再燃してきました。本日、明日は日米の金融政策イベントがあり、発表前後には毎回決まって出て来る思惑的な振れもありそうですが、少なくとも本日の日銀の結果では動く材料とは思えず、短期的には金曜にドルの高値をつけた動きから戻り売りが出やすいものと考えます。本日は、105.10レベルをレジスタンスに、104.40レベルをサポートとする流れを見ておきます。

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