ドル円128円台、新規材料難でもみ合う展開に (1/20午前)

20日午前の東京市場でドル円は堅調推移。

ドル円128円台、新規材料難でもみ合う展開に (1/20午前)

ドル円128円台、新規材料難でもみ合う展開に

20日午前の東京市場でドル円は堅調推移。朝方128.44レベルで取引の始まったドル円は、実需とみられるドル買いに公表仲値決定にかけじりじりと値を上げる展開となり、128円台半ばに到達。その後も上昇は継続し、一時128.89の高値をつけた後、東京時間正午現在は128.76レベルで取引されています。尚、朝方発表された本邦の12月消費者物価指数は、除く生鮮食品ベースで4.0%となり、41年ぶりの4%台をつけましたが、先日発表された東京都区部の数値と一致しており、サプライズとはならなかったためか、為替市場への影響は限定的でした。

日経平均株価は、昨晩米市場で主要株価指数が軟調推移した流れを受けて売りが先行しました。しかし、売り一巡後にエネルギー関連銘柄、建設銘柄等一部の業種に値ごろ感からの買いも入って前日終値付近でのもみあいに転じ、結局6円の小幅高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、東京時間終盤に128円割れの水準に下落していたドル円が、米長期金利の反発とともに反発。昨晩発表の住宅着工件数等の米指標も事前予想を上回ったことから128円台半ばの水準でアジア時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は、特段の変化なく、主要テクニカルポイントの下方でのドル売り地合いが続いているものの、一旦は下げ止まっての小康状態。129円台の重さが意識される反面、128円割れも買われやすく、次の材料待ちの様相です。

ドル円128円台、新規材料難でもみ合う展開に

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