ドル円小幅反落して142円割れ、日米休場前に動き鈍るか (11/22午前)

22日午前の東京市場でドル円は小幅に反落。

ドル円小幅反落して142円割れ、日米休場前に動き鈍るか (11/22午前)

ドル円小幅反落して142円割れ、日米休場前に動き鈍るか

22日午前の東京市場でドル円は小幅に反落。朝方、142.13レベルで取引の始まったドル円は、序盤142.24まで上昇したものの、昨晩高値142.25を前に失速。時間外の米長期金利がやや低下したこともあり、142円を割り込むと一時141.69まで値を下げる動きとなりました。東京時間正午現在は141.73レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨日来の円安進行でドル円が142円台を回復したことを好感し輸出関連銘柄を中心に序盤から買いが集まり、そのまま堅調に推移。205円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、先週末からのドル買いの動きが継続、更にFRB関係者のタカ派発言や原油価格下落に伴う対資源国通貨でのドル買いの動き等が加わり、ドル円は米国時間にかけて142.25まで値を上げる展開となり、そのまま142円台を維持して東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は引き続き一目均衡表の「雲」の中での推移。昨晩90日線を超えたことで本日141.51レベルの同線が短期のサポートとなっています。上方向は転換線が本日142.13レベルその上は144.26レベルを21日線が下降中です。

明日は本邦祝日、週後半は感謝祭で米市場の動きが鈍ることが予想されるため、為替市場ではすでにポジション調整の動きが強まっているものと思われます。そのためここから先は、大きなニュースが出ない限り、現レベルを中心とした膠着状態が続くものと予想されます。

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ドル円日足

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