ドル円140円台前半で底堅い動き、米PPI発表待ち (11/15午前)

15日午前の東京市場でドル円は底堅い動き。

ドル円140円台前半で底堅い動き、米PPI発表待ち (11/15午前)

ドル円140円台前半で底堅い動き、米PPI発表待ち

15日午前の東京市場でドル円は底堅い動き。朝方、139.69レベルで取引の始まったドル円は、序盤に140円台に乗せると、朝方発表された本邦4-9月のGDPが予想外のマイナスとなったことから円売りが強まり、実需と思しきドル買いも加わり、10時前に一時140.51まで上昇。その後はやや戻し、東京時間正午現在は140.40レベルで取引されています。

日経平均株価は、前日終値を挟んで一進一退の動きとなりました。昨晩米市場で長期金利が下げ止まりとなったことで主要株価指数が下落したことが重石となったいっぽうで、一部好決算銘柄には買いも入ってもみあい、結局31円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では先週のCPI発表後の米長期金利低下も一服する中で、ドル円は欧州時間には一時140.79レベルまで値を上げる動きとなりました。しかし、ブルームバーグのイベントでFRBのブレイナード副議長が「利上げペース減速への移行が近く適切になるだろう」と発言したことから、ドルが売り戻される形となり、140円割れの水準で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、引き続き一目均衡表の「雲」の中での推移。サポートは「雲」下限の138.15、レジスタンスは90日移動平均線が141.38レベルです。CPIショックも一旦吸収し、ドル円にも下げ止まり感が出て、市場は次の材料探しとなりつつあります。

今晩は米10月生産者物価指数(PPI)が発表される予定です。CPIより一足先にピークアウト感の出ているPPIは、ヘッドラインは前回の前年比+8.5%から+8.3%への低下が市場のコンセンサスですが、コア部分は横ばい予想。結果次第ではCPI同様に市場が動く可能性も否定できず、要注視です。

ドル円140円台前半で底堅い動き、米PPI発表待ち

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