ドル円144円台後半で底堅い、期明けの動きに注意 (9/30午前)

30日午前の東京市場でドル円は堅調推移。

ドル円144円台後半で底堅い、期明けの動きに注意 (9/30午前)

ドル円144円台後半で底堅い、期明けの動きに注意

30日午前の東京市場でドル円は堅調推移。朝方、144.46レベルで取引の始まったドル円は、序盤小緩んで144.31レベルまで下げたものの、その後はほぼ一方向で値を上げました。円安で買い遅れていた向きの半期末に絡んでの実需のドル買いも広範に出た模様で、ドル円は公表仲値決定にかけ144円台後半に急伸、その後も上昇し、昼前に一時144.77まで値を上げた後、東京時間正午現在は144.67レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩海外市場で欧米主要株価指数が大幅に下げた流れを受け、売りが先行。自動車、機械、情報系等幅広い銘柄で売られ、442円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、新規失業保険申請件数が予想を下回り労働需給のひっ迫感が緩まなかったこと、FRB関係者のタカ派発言が相次いだこと等で米株価が下落、一方で米長期金利も低下するやや焦点の定まらない動きとなりました。ドル円は、欧州時間の高値144.80から米長期金利の低下につられる形で、米国時間に144.26まで売られた後方向感を失い、144.43レベルでアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、引き続き141.51-145.00のレンジでの取引が続きますが、22日の介入以降は徐々に下値を切り上げる動きとなっており、介入に抑えられたドル買いのマグマが溜まっている様子がうかがえます。本日は四半期末のため、大きな仕掛けは出にくい状況ですが、明日の期明けとともに新たな動きが出る可能性もあり、本日東京終了後のドル円の145円をめぐる動きには要注意です。

ドル円144円台後半で底堅い、期明けの動きに注意

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