ドル円142円台、米CPI発表前で調整主体の動き (9/13午前)

13日午前の東京市場でドル円は軟調推移。

ドル円142円台、米CPI発表前で調整主体の動き (9/13午前)

ドル円142円台、米CPI発表前で調整主体の動き

13日午前の東京市場でドル円は軟調推移。朝方、142.84レベルで取引の始まったドル円は、新規材料難の中、今晩発表される米8月CPIの上昇率が鈍化するとの見通しから調整的な売りも出て、もみ合いながらも下値を拡大する動きとなりました。11時頃に午前中の安値142.32の安値をつけ、東京時間正午現在は142.55レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩欧米市場で株価が上昇した流れを受け買いが先行しましたが、米CPIへの警戒感からの売りも出て、一旦は前日比マイナス圏に沈む場面もありました。しかし直ぐにプラス圏に戻すとその後はもみ合いとなり、47円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、特段の経済イベントもない中で、ドル円は欧州時間に米長期金利が低下したことから序盤の143円台半ばから、米国時間に142.16まで下げる荒い値動きとなりました。米長期金利は終盤にかけて急反発したもののドル円の戻りは鈍く、142.82レベルで東京時間に戻しています。

テクニカルにはドル円は先週金曜の反落で一旦は上抜けた8月中旬以降のトレンド上限を再度下方ブレイク。ただ、本日141.92レベルの転換線がサポートしており、大崩れとはなっていません。一方で9/7に144.99の高値をつけて上昇一服となってからは、上値も重く、イベント前ということもあり本日午後はレンジ取引となりそうです。

ドル円142円台、米CPI発表前で調整主体の動き

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