ドル円テクニカル(22/8/5)

週末前に米国雇用統計もありますので、月曜の週報の前に現時点のドル円テクニカルについて簡単にまとめておきます。

ドル円テクニカル(22/8/5)

ドル円テクニカル

ドル円の動きがかなり激しくなってきました。7月高値139.38から8月安値130.39まで9円もの下げを演じ、材料面だけでなく中長期的に円安を見込んでいた投機筋のストップオーダーもかなり入ったと見られます。

その上今週は安値130.39から戻り高値134.54まで4円以上もの反発を示し、上がるのか下がるのか訳が分からないと考える方も多いかと思います。週末前に米国雇用統計もありますので、月曜の週報の前に現時点のドル円テクニカルについて簡単にまとめておきます。

ドル円テクニカル

現在までのドル高トレンドの起点は長期的には2021年初まで遡ることとなりますが、テクニカルには2022年安値113.46も大きな起点となります。2022年安値と高値との38.2%押しが129.48(赤のターゲット)、また5月安値と7月高値との78.6%(61.8%の平方根)押しが129.14(青のターゲット)となっていることから、テクニカルには130円の大台よりも129円台半ばから前半のほうがターゲット兼サポートとなりやすい水準です。

しかし高値から8月安値までの下げで短期的には上も下も見た可能性が高く、7月高値と8月安値との半値戻しとなる134.88が短期的には戻しの限界点となりやすい水準です。テクニカルにきれいで可能性が高そうなシナリオとしては134.88(紫のターゲット)から135円の大台までの戻しを見て上がり切らず、そこから再度下げに転じるという動きです。

材料的には考えることは多いのですが、短期的には方向性を見出しにくいため、テクニカルな観点からのみ戻しの後の下げを考えてみました。

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