ドル円129円台後半で小動き、米雇用統計待ち(6/3午前)

3日午前の東京市場でドル円はレンジ取引。

ドル円129円台後半で小動き、米雇用統計待ち(6/3午前)

ドル円129円台後半で小動き、米雇用統計待ち

3日午前の東京市場でドル円はレンジ取引。朝方、129.83レベルで取引の始まったドル円は、時間外の米長期金利が序盤に上げたことから、9時過ぎに一時高値130.04をつけました。しかし、米長期金利が反落したことで方向感を失い129.70-90中心の狭いレンジのもみあいとなっています。東京時間正午現在ドル円は129.80レベルで取引されています。

日経平均株価は、昨晩海外市場で株価が大きく上げた流れを受けて買いが先行。小売業、IT関連銘柄を中心に幅広い教主で買いが入り上げ幅は一時300円を超えました。その後は利食い売りも出て、乱高下したものの終始前日比プラス圏を維持し、299円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、発表されたADP雇用統計の数字が悪化したことなどから米株式市場は乱高下する展開となりましたが、米長期金利は10年物国債利回りで2.90%前後の比較駅穏やかな動きとなったことや、米雇用統計を控えて市場に手控え感が出たこともあり、ドル円は129円台後半中心のもみあいに終始しました。

テクニカルにはドル円は、引き続き主要チャートポイントの上でドル買い地合いとなっていますが、130円台を維持しきれずにやや上値が重くなってきています。
市場は今晩21:30発表の米雇用統計待ち。今回非農業部門雇用者数の予想は32万人増と前回よりやや減少を見込みますが、失業率や平均時給は改善予想です。予想比強めの数字が出た場合には一旦収まったドル買いが再燃する可能性が高く、要注目です。

ドル円129円台後半で小動き、米雇用統計待ち

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