ドル円続伸、米長期金利の反発に一時130.81まで上昇 (午前)

6日午前の東京市場でドル円は130円台での推移。

ドル円続伸、米長期金利の反発に一時130.81まで上昇 (午前)

ドル円続伸、米長期金利の反発に一時130.81まで上昇

6日午前の東京市場でドル円は130円台での推移。朝方、130.20レベルで取引の始まったドル円は、米長期金利が再び上昇に転じたことから堅調な動きとなり、11時前後に10年物米国債利回りが3.08%台をつけるとドル円も130.81の高値をつけました。しかしその後米長期金利が反落するにつれ、ドル円も値を下げて、東京時間正午現在は130.61レベルで取引されています。
日経平均株価は、米株式市場の大幅安を受けて売り先行で始まり、序盤には前営業日比200円を超える安値を記録しました。しかし、その後はエネルギー関連株等が買われた他、円安進行も好感され幅広い銘柄が買い戻され、前場終了間際にプラス圏を回復。32円高で午前の取引を終了しています。

本邦3連休中のドル円相場は、4日未明(←訂正 ×6日未明)のFOMC結果公表までは130円近辺での小動きに終始。FOMCでは予想通り0.5%の政策金利引き上げと、バランスシートの縮小が決定されましたが、その後のパウエル議長の記者会見での「0.75%の金利引き上げは積極的に検討していない」との発言が、市場の織り込みに比べややハト派寄りと解釈され、ドル円は一時128.63まで急落しました。
しかし、その後は今回のFOMCで示された方向性はやはりハト派とは解釈できないとの見方が優勢となり、昨晩海外時間に、米長期金利上昇、米株下落を伴ってドル円は再び130円台乗せを示現。130.56の高値をつけた後130.20レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は昨日からの上昇で、転換線を上抜けて、ややドル買い地合いに戻していますが、4/28高値131.25や4/29高値130.95を上抜けていない現状は、横ばい推移の域を出ていません。本日午後は今晩の米雇用統計発表を控えて、大きな動きとはなりにくいものと思われます。今晩、雇用統計の結果を受けて、現在のレンジ下限の128.63、上限の131.25のどちらかを抜ける動きとなる場合には、特に上方向は次の節目の135円に向けて相場が走る可能性があり、要注意です。

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