ドル円113円台後半で小動き、FOMC結果待ち (1/26午前)

26日午前の東京市場でドル円は113円台後半でのもみ合い。

ドル円113円台後半で小動き、FOMC結果待ち (1/26午前)

ドル円113円台後半で小動き、FOMC結果待ち

26日午前の東京市場でドル円は113円台後半でのもみ合い。朝方、113.90レベルで取引が始まったドル円は、FOMC結果公表を明日未明に控えて様子見気分が強く、午前中113.78-93の狭いレンジでもみ合いました。東京時間正午現在は113.86レベルで取引されています。
日経平均株価は、FRBの早期金融引き締めへの警戒感と、ウクライナ情勢緊迫化が今日も重石となり、一時27,000円を割り込んで1年1か月ぶりの安値水準をつけています。午前の終値は前日比107円安の27,024円となっています。

昨晩海外市場では、ウクライナを巡る地政学リスクの高まりと、欧米株価の安値圏からの反発の狭間で、114円を挟んでのもみ合いが継続、113.90レベルで東京時間につなぎました。

テクニカルにはドル円は、引き続き113.76レベルを上昇中の90日移動平均線に支えられての推移となっていますが、昨日ねじれた一目均衡表の「雲」の下で本日は推移しています。(当サイトで使用しているInvesting.comのチャートは、一目均衡表の「雲」が一日先にズレて表示されています)

市場は明日未明4:00に結果が公表されるFOMCの政策決定と、その後のパウエル議長の記者会見待ち。市場ではインフレの高まりを背景に一段とタカ派姿勢が示されるとの見方が支配的で、その見通しを反映してのリスク資産の売却が強まっていますが、穏健な行動をとる傾向のあるパウエル議長がこの状況下でさらなる株価の連鎖安を引き起こすような言動をとるかはやや疑問も残り、状況によっては一斉にポジションの巻き戻しが起きることも否定できません。
いずれにせよ、明日未明には相場が大きく動く可能性があり、ポジション管理等は厳重注意の局面です。

ドル円113円台後半で小動き、FOMC結果待ち

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