ドル円113円台半ば、米CPI待ちで静かな動き (12/10午前)

10日午前の東京市場でドル円は113円台前半でのもみ合い。

ドル円113円台半ば、米CPI待ちで静かな動き (12/10午前)

ドル円113円台半ば、米CPI待ちで静かな動き

10日午前の東京市場でドル円は113円台前半でのもみ合い。朝方、113.45レベルで取引の始まったドル円は、本日も113.33-52の狭いレンジで様子見気分の強い取引が続いており、東京時間正午現在は113.47レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩米国市場でナスダック総合指数が大幅に下落した流れを受け、売りが先行。電子部品や医薬品、ITサービス系の銘柄が売られ115円安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場ではオミクロン株の景気先行きに対する影響の楽観的見方がやや後退、米主要株価指数は値下がりに転じ、米長期金利も再び低下しました。加えて中国恒大グループが格付け会社フィッチにより「部分的債務不履行」に格下げされたこともリスクセンチメントを悪化させ、ドル円は米国時間朝方にかけて113.30まで下落する場面もありました。
一方、昨晩発表された米新規失業保険申請件数は約52年ぶりの低水準となり、終盤にかけてドル円は113.45レベルまで値を戻し東京時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は、引き続き本日113.92レベルの21日移動平均線と114.02の基準線に上方向を、113.30の一目均衡表の「雲」上限に下方向を抑えられての横ばいを継続。
市場では昨晩のデータからの米雇用情勢のひっ迫感を受け、再び来週の米FOMCでの政策変更や早期利上げへの何らかの示唆の有無に関心が集まりつつあります。今晩は、FRBのもう一つの政策目標である「物価の安定」を判断する上で重要な米CPIの発表があり、前年比6.8%と高い市場予想が出ていることもあり、結果が注目されます。

ドル円113円台半ば、米CPI待ちで静かな動き

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