ドル円、113円台後半で小動き (12/9午前)

9日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。

ドル円、113円台後半で小動き (12/9午前)

ドル円、113円台後半で小動き

9日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。朝方、113.67レベルで取引の始まったドル円は、新規材料難から午前中113.62-81の狭いレンジでの取引に終始。東京時間正午現在は113.73レベルで取引されています。
日経平均株価は、オミクロン株懸念の一段の後退を材料とした買いと、昨日、一昨日と大幅に上昇した反動で売りが交錯、序盤は前日安値付近でもみ合いました。しかし、次第に利益確定売りが優勢となり、42円の小幅安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米ファイザー社が同社のワクチンを「3回接種することでオミクロン株に対しても高い予防効果が期待できる」と発表、ドル円は欧州序盤の113.31から米国時間にかけて一時113.95まで上昇しました。しかし、チャートポイントが集中する113.95-114.02の抵抗帯に上昇を阻まれて反落、113.70レベルでアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨日の上値試しで113.96レベルの21日移動平均線、114.02の基準線が強力なレジスタンスであることを確認。下方向も113.30の一目均衡表の「雲」上限で反発しており、レンジの上下を確かめた形です。

オミクロン株ショックからの立ち直りも一段落し、まだ、市場間の連携が一部元に戻り切っていない部分もありますが、実質今年最後のイベントとなりそうな来週のFOMCを前に為替市場も徐々に動きが鈍くなってきているようです。

ドル円、113円台後半で小動き

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