ドル円急落、南アフリカで検出された新たなコロナウイルスがすでに香港に飛び火(11/26午前)

26日午前の東京市場でドル円は急反落。

ドル円急落、南アフリカで検出された新たなコロナウイルスがすでに香港に飛び火(11/26午前)

ドル円急落、南アフリカで検出された新たなコロナウイルスがすでに香港に飛び火

26日午前の東京市場でドル円は急反落。朝方、115.36レベルで取引の始まったドル円は、南アで新種のコロナ変異株が見つかったことへの不安感から市場がリスクオフに傾いたことにより早朝から急落。さらに香港に到着した旅行者からも同ウイルスが検出されたとの追加報道もあって、東京時間正午現在は114.65レベルの安値圏で取引されています。
日経平均株価は、約一か月ぶりに29,000円を割り込んで、719円の大幅安で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米国休場の影響もあり、ドル円は115円台前半での小動きに終始しました。南アでの新たな変異株の検出の第一報は昨日ですので、祝日で流動性の薄い米国時間に暴落しなかったことは幸いでしたが、まだ、ウイルスに対するワクチンの効果等不明点も多く、東京時間のドル売りもおっかなびっくりとならざるを得ない状況。とりあえず、ドル買いポジションを一旦利食って軽くする動きが出たものと思われます。

テクニカルは、本日午前に山中先生が詳細なテクニカル分析付きのドル円コラムを書いてくださっていますので、本日はそちらをご参照ください。

本日午前中は時間外の米株先物や、米債券利回りもタイミングをそろえて下落中。
欧州地区での感染拡大懸念が広まる中での、感染力が強いとされている新型コロナウイルスの新たな登場は、ここまでのすべての前提を覆すことともなりかねず、続報には要注意です。

ドル円急落、南アフリカで検出された新たなコロナウイルスがすでに香港に飛び火

ドル円15分足

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