3. ドル円110円台乗せ、実需のドル買いに上伸　(9/1午前)

ドル円110円台乗せ、実需のドル買いに上伸　(9/1午前)

1日午前の東京市場でドル円は小幅ながら急伸。

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ドル円110円台乗せ、実需のドル買いに上伸　(9/1午前)

ドル円110円台乗せ、実需のドル買いに上伸

1日午前の東京市場でドル円は小幅ながら急伸。朝方、110円ちょうど近辺で取引が始まったドル円は実需とみられるドル買いに公表仲値決定にかけて一方向で上昇。一時110.24の高値をつけ、東京時間正午現在は110.21レベルで取引されています。
日経平均株価は、朝方発表された21年4-6期の法人企業統計で、金融、保険を除く全産業の経常利益が前年同期比93.9%増となったことなどを受けて買いが先行。昨晩海外市場での株価上昇一服をしり目に、332円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では米国時間に発表された、住宅価格指数、シカゴ購買部協会景況指数、消費者信頼感指数等の米指標が軒並み不冴えで、ドル円は一時109.59レベルに値を下げました。しかし、その後米長期金利が上昇したことや、月末のドル買い需要に急反発し、110円近辺でアジア時間を迎えています。

テクニカルにはドル円は本日の上昇で、極端に薄くなった一目均衡表の「雲」（110.10-11）を突き抜けて、ドル買い地合いが強まっています。
週末の米雇用統計発表を控え、あまり方向感の出にくい時間帯ではありますが、本日は、海外終了時点で、ドル円の「雲」の上での推移が継続しているかに注目です。

ドル円110円台乗せ、実需のドル買いに上伸

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