ドル円109円台後半、実需のドル買いで堅調推移 (8/25午前)

25日午前の東京市場でドル円は109円台後半を堅調推移。

ドル円109円台後半、実需のドル買いで堅調推移 (8/25午前)

ドル円109円台後半、実需のドル買いで堅調推移

25日午前の東京市場でドル円は109円台後半を堅調推移。朝方109.61レベルで取引が始まったドル円は5・10日の輸入決済需要と見られるドル買いに、10時前後に109.80台に上昇。その後はもみ合いとなり、東京時間正午現在は109.80レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩の米株堅調を受け小幅上昇して取引が始まり、一時上昇幅は100円を超えました。しかし、27,900円を前に伸び悩んで反落、一旦前日比マイナス圏に転じた後、前日比1円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場ではドル円は109.40-90レンジでもみ合いました。上昇を続けてきた米株価がいったん緩んだことや、米長期金利が低下したことで、米国時間朝方にかけ109.41まで下落しましたが、米長期金利が上昇再開となったことで反発、昨日とほぼ同レベルの109.70で東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は一目均衡表の「雲」の下で109円台後半中心のもみ合いが継続。90日線(109.73レベル)、21日線(109.78レベル)、に加え転換線(109.78)も109.70台に集束しつつあり、ますます膠着感が強まっています。
27日のジャクソン会合でのパウエル議長発言内容については未だに市場のコンセンサスが定まらず、各市場ともポジションを傾けることに慎重になっている様子がうかがわれます。ドル円も今しばらくは現レベルでのもみ合いが続きそうです。

ドル円109円台後半、実需のドル買いで堅調推移

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