ドル円109円台半ばで小動き (8/18午前)

18日午前の東京市場でドル円は109円台半ばでの小動き。

ドル円109円台半ばで小動き (8/18午前)

ドル円109円台半ばで小動き

18日午前の東京市場でドル円は109円台半ばでの小動き。昨晩海外市場でドルが反発した流れを受けて朝方109.60レベルで取引が始まったドル円は、109.50を挟んだ狭いレンジでの取引に終始。東京時間正午現在は109.56レベルで取引されています。
日経平均株価は、米株式市場の軟調を受けて朝方は前日比マイナスで取引される場面もありましたが、4営業日連続で下げた反動で買い戻しも入り、155円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では欧州時間に109.12まで下落しましたが、その後はポジション調整の動きに加え、米指標の不冴えが逆にリスク回避のドル買いを強める反応となり、主要通貨に対してドルが買い進まれました。ドル円はドルも円も買われる中で、米国時間にはドル買いが優勢となり、一時109.66まで上昇した後、109.60レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は昨日からの反発も90日移動平均線(本日109.66レベル)で頭を抑えられた形で、上値重く推移。本格的な反発とは判断できない状況です。

アフガニスタンの首都カブールが予想外の早さで陥落し、タリバンの支配を逃れるため外国人やアフガニスタン人が空港に殺到、その一部が離陸する飛行機にしがみつく衝撃的な映像が各国メディアで流れています。タリバンが保護してきたアルカイダの再生やテロ激化懸念、米軍を引き上げた対応への批判からのバイデン政権不安定化等が大きな不安材料として市場に広がっている印象です。リスク回避の円買いにドル買いが勝るのは、欧米市場に余程の危機感のある場合が多く、今回は長く続かないと考えられるものの、アフガン情勢とドル買いの動向には要注意です。

ドル円109円台半ばで小動き

ドル円日足

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