ドル円110円台半ばでもみ合い、米長期金利につれての動き (7/14午前)

14日午前の東京市場でドル円は上昇後に反落。

ドル円110円台半ばでもみ合い、米長期金利につれての動き (7/14午前)

ドル円110円台半ばでもみ合い、米長期金利につれての動き

14日午前の東京市場でドル円は上昇後に反落。朝方110.63レベルで取引が始まったドル円は、米長期金利が東京市場でも上昇を続けたことから上値を伸ばし、一時110.70の高値をつけました。しかし、その後米長期金利が低下に転じるとドル円も反落、110.47の安値をつけた後、東京時間正午現在は110.50レベルで取引されています。
日経平均株価は、昨晩米市場でインフレ懸念と長期金利の上昇に株価が軟調推移した流れを受けて、売りが先行し、序盤は200円を超える下落となりました。しかし、その後は個別銘柄に買いも入り、59円安まで下げ幅を縮小して午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では注目された6月の米消費者物価指数が前年比5.4%と予想・前月を上回り、約13年ぶりの高水準となったことを受け米長期金利が上昇、ドル円も110円台前半から半ばまで急伸しました。その後は結果の解釈(政策変更に及ぶか)が分かれ、乱高下しましたが、30年債入札が不調で米長期金利が再度上昇したことで、ドル円も110.60台まで上げて東京時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は昨日からの上昇で本日110.62付近を上昇中の21日移動平均線に絡む動きとなっています。この時間は一旦頭を抑えられ反落した形となっていますが、本日このレベルをしっかりと越えてくることができれば、ドル円は再び上昇チャネルに復帰することとなりそうです。
市場は今日明日のFRBパウエル議長の議会証言待ち、2か月続けて高い数字を示した消費者物価指数について、引き続き一時的なものとする判断を継続するかに注目が集まります。

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