ドル円軟調、一時21日移動平均線割れ (7/8午前)

8日午前の東京市場でドル円は110円台半ばでの動き。

ドル円軟調、一時21日移動平均線割れ (7/8午前)

ドル円軟調、一時21日移動平均線割れ

8日午前の東京市場でドル円は110円台半ばでの動き。朝方110.67レベルで取引が始まったドル円は、序盤はじり安推移となり、11時ごろに一時110.43の安値をつけましたが持ち直し、東京時間正午現在は110.58レベルで取引されています。
日経平均午前は、政府が東京都に12日から4度目の緊急事態宣言を発令する見通しとなったことを受け、期待されていたオリンピックの経済効果がほとんど見込めないことの打撃で景気先行き懸念が広がり、154円安で午前の取引を終了しています。

注目された未明の6月米FOMC議事要旨では、金融緩和策縮小の条件達成に向けて進展が続くとしながらも、雇用に関しては最大化には程遠いとの見方。金融緩和策縮小については今後議論を開始するとしながらも、より忍耐強く現政策を維持すべきとの意見もあり、全般的には想定内の内容。むしろ事前の市場の期待より早期テーパリングには慎重との印象で、為替市場の反応は限定的でした。

テクニカルにはドル円は午前中の下落で一時21日移動平均線(本日110.50レベル)を下抜ける場面もありましたが、一旦反発しています。引き続き上昇チャンネル内での推移が続いており、一時的調整の域は出ていないものと思われますが、21日線、基準線(110.42レベル)を明確に割り込んでくるとチャネル下限の110.08が見えてくることから、本日この後も110円台半ばの攻防は要注視です。

ドル円軟調、一時21日移動平均線割れ

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