ドル円110円台半ばで方向感なく推移 (6/30午前)

30日午前の東京市場でドル円は小動きに終始。

ドル円110円台半ばで方向感なく推移 (6/30午前)

ドル円110円台半ばで方向感なく推移

30日午前の東京市場でドル円は小動きに終始。朝方110.53レベルで取引が始まったドル円は、10時過ぎまで110.50-60のごく狭いレンジでの取引に終始しましたが、上昇して始まった日経平均株価が一時マイナス圏に転じると、リスク回避の円買いがやや強まり、110.44の安値をつけた後、東京時間正午現在は110.50レベルで取引されています。
日経平均株価は、前日米国市場で主要株価指数が揃って上昇、S&P500指数が史上最高値を更新したことを受けて買い先行で始まりましたが、世界的な新型コロナウイルスの変異株の感染拡大懸念から一方的な買いとはならず、買い一巡後は急速に売りが強まり、結局2円高のほぼ横ばいで午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では新規材料難の中、ドル円は米長期金利の動きに合わせて110.43-76レンジを小刻みに上下する動きとなりました。指標では6月の米消費者信頼感指数が強く出たものの、ドル円への影響は限定的でした。週後半の重要指標、特に金曜の米雇用統計を控え、各市場とも大きくポジションは傾けにくい状況が続いています。

テクニカルにはドル円は、昨日まで4営業日連続の陰線となっていますが、中期の上昇トレンド内での推移が続いており、かつ本日110.42レベルの転換線がサポートとして機能、ドル売り地合いという感じではありません。転換線の下にも110.10レベルに21日移動平均線、109.92レベルに転換線が控えており、110円近辺がかなり堅そうです。

ドル円110円台半ばで方向感なく推移

ドル円日足

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