ドル円110円台前半、やや上値を広げるも高値圏で膠着 (6/15午前)

15日午前の東京市場でドル円は本日も無風状態。

ドル円110円台前半、やや上値を広げるも高値圏で膠着 (6/15午前)

ドル円110円台前半、やや上値を広げるも高値圏で膠着

15日午前の東京市場でドル円は本日も無風状態。朝方110.07レベルで取引が始まったドル円は、午前中の取引レンジ110.03-15のなぎ相場。高値110.15は昨晩海外市場で付けた高値の110.10を上回っており、上値を試す展開と言えなくもありませんが、終始動意に欠け、東京時間正午現在は110.11レベルで取引されています。
尚、本日午前に野党四党が内閣不信任案を提出しましたが、与党側はこれを否決する方針です。いずれにせよ、いつもの通り日本の政治情勢が為替相場に影響を与えることはありませんでした。

日経平均株価は、昨晩米国市場でS&P500指数、ナスダック総合指数が史上最高値を更新した動きや、ドル円が110円台に乗せていることを受けて朝方から買いが優勢となり、214円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、米長期金利の反発と今週のFOMCを控えてのポジション調整の動きにドル円は110円台を回復。そのまま110円台を割り込むことなく東京市場につないでいます。

テクニカルにはドル円は昨日からの上昇で本日109.76レベルの転換線の上に出てドル買い地合いが強まっています。目先のターゲットは6/4高値の110.33。その水準を抜けると年初来高値110.97が視野に入ってきます。

今週は基本的には17日未明に結果が公表されるFOMCでのテーパリング議論をめぐる思惑で各市場が動く構図ですが、本日は21:30以降に米国でPPI、小売売上高、NY連銀景況感指数、設備稼働率、鉱工業生産、企業在庫等FOMCの内容に影響を与えうる重要指標の発表が目白押しとなっており、波乱含みです。

ドル円110円台前半、やや上値を広げるも高値圏で膠着

ドル円日足

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